テーマ 「第54回正倉院展」にみる計量の歴史

午後3時近鉄奈良駅集合
歩いて、約15分、国立博物館の正倉院展(観覧料金¥1,000)に行く。

今年のテーマ
 749年に娘の孝謙天皇に譲位した聖武天皇は、太上(だいじょう)天皇(後でいう上皇や法皇)と  なり、娘の孝謙天皇、妻の光明皇太后とともに、開眼供養に臨みました。752(天平勝宝4)年4月 9日、東大寺の大仏開眼供養から、今年は大仏開眼1250周年にあたります。そこで、東大寺では いろいろなセレモニーが行われています。
 正倉院宝物は、聖武天皇が崩御された、天平勝宝八歳(756年)、光明皇太后がその遺愛品を大 仏に献納したことに始まります。
  今年は、ワールドサッカーなど韓・日国民交流の年に指定され、、韓国でも日本でも様々なイベ ントが続いています。そこで、正倉院展も、韓日交流を意識した展示がなされ、新羅との交流に関 する品々を中心に調度品・遊具・仏具なぞが展示されてました。

計量に関して
 奈良時代には、中央集権国家へと、基礎固めの時代でした。そのため、地方の年貢を取り立て、 平城京に持ってくる必要がありました。
 今回の出展は、年貢の納められた文章類が数多く、出展されていました。
 また、正倉院の目録の中には、象牙の物差しのように、奈良時代に使われた、標準尺が納めら  れています。

交流会 高円山ホテル
 正倉院からマイクロバスで奈良教育大学の横を通って、若草山スカイラインの頂上にある高円山 ホテルで懇談会が行われました。
 帰りの夜景が大変綺麗でした。