近畿計量大会

日時 平成15年11月21日(金)
場所 舞子ビラ神戸「あじさいホール」

大会次第
1。開会の挨拶
  兵庫県計量協会 会長代行 川西 勝三
  ・単位を守り、安全・安心を守ることが、必要。
  ・地球は、ひとつにならなければならない。ルール(OIML)もひとつ。
  ・相手の重さ(心)を計れるか?
2.来賓の挨拶
  経済産業省計量行政室長 醍醐 辰也
  ・最近の経済は、厳しい。
  ・計量は、歴史も古く、浸透している。「空気・水」の様で、あって当たり前。
   しかし、重要性の認識が十分できていないように思う。
  兵庫県副知事      斎藤 富雄
  ・「計量は、正しい社会の第1歩」中学生の標語
  神戸市助役       鵜崎 功
   
3.音楽演奏
  イラン古典音楽演奏
   音楽のルーツ。この時代(5000年前)がらの音楽で、同時に計量の始まり。
  インド民族音楽演奏
   幻想的な感じがした。
  ペルー民族音楽演奏
   にぎやかな、ラテン調
4.記念講演
   神戸経済同友会代表幹事 角田嘉宏
   演題 「知財立国時代の特許戦略」
  ・知的基盤の整備が必要で、アメリカに10年遅れている。レーガン大統領がノンプロパテント政策
   を行い、パテントの保護したことにより、パテント輸出の金額が大きくなり、利益をもたらすように
   なった。
  ・知的財産とは、特許、実用新案、意匠、商標(以上は、工業所有権)、著作権、その他である。
  ・角田氏が扱ったカップヌードルの訴訟で、東洋水産との戦争は、アメリカでも行われ、その過程が 
   小説で、悪役(角田氏)として載ってしまった。
  ・アメリカの裁判では、お金がかかる(2〜5億円)。そのため、約7%が判決までいくがほとんど
   (93%)が途中で和解される。
  「知的財産戦略大網」
   1.知的財産立国の実現
     「知的財産立国」とは、知的財産をもとに、製品やサービスの高付加価値化を進め、経済・
     社会の活性化を図る国造り。
   2.現状と課題
     我が国の産業競争力の低下
     知的構造サイクルの確立の必要性
   3.現状に向けた戦略
     総合的な取り組みが必要(創造戦略、保護戦略、活用戦略、人的基盤の充実)

   岡山理科大学工学部福祉システム工学科教授  小野俊郎
   演題 「計量技術の変遷と国際化の課題
   ・どこかでみたような方と思っていたら私が、若かりし頃、大阪府立大学で教えてもらった先生
    でした。確か、計測工学で優をもらった気がします。
   ・コメントなし