平成１８年秋季研修会（奈良県計量管理協会）
日時 平成１８年１０月３１日（火） PM１：３０
研修場所 国際奈良学セミナーハウス（奈良県の所有だが奈良交通と近鉄で運営：宿泊料金が安い）
（１）中小企業技術支援機関としての工業技術センターの役割
奈良県工業技術センター 所長 山中信介氏
①奈良県立の試験研究機関
奈良県工業技術センター 〒630-8031 奈良県奈良市柏木町129-1 TEL 0742-33-0817（代）
奈良県農業総合センター 〒634-0813 橿原市四条町88 TEL 0744-22-6201
奈良県森林技術センター 〒635-0133 奈良県高市郡高取町吉備1 TEL : 0744-52-2380
奈良県畜産技術センター 〒633-2113 宇陀市大宇陀区下竹103 TEL: 0745-83-0153
奈良県薬事研究センター 〒639-2226 奈良県御所市６０５－１０ TEL：0745-62-2376
②国
産業技術総合研究所（産総研）
ナノから地球スケールにいたる産業技術や社会基盤に関わるいろいろな研究を実施しています。
新たな技術シーズの創出、産業技術力の向上や新規産業の創出、地質の解明、計測標準の整備など、
我が国の経済的発展に貢献し、国民の生活の向上寄与
③地場産業の活性化
柿ワイン・乳酒・ブルーベリーリキュウル「大和高原ベリー」・いちごリキュール「飛鳥ルビー」等々
（２）計量法改正について
奈良県工業技術センター 計量検定室長 吉本浩章
第１ 計量の基準と計量標準の供給
①計量の基準と計量標準の供給
２２年度までに計量標準２５０種類
産業競争力（国際競争力）の強化・国際的ワンストップ・テスティング・安全・安心な国民生活の実現
②ＪＣＳＳ（計量標準供給制度）
器差付け
第２ 適正な計量の実施の確保
１．計量器の規制（検査・検定制度）
計量時に計量器の精度を一般国民がチェックすることは、事実上困難であることから、その信頼性を確保
するために、従来から計量器の製造、使用等に関して、計量法に基づき規制を実施している。
具体的には、適正な計量の実施の確保のために、計量を伴う経済活動等においては、
計量器が使用されなくてはならないことになっており、取引・証明に使用するために公的規制が必要とされた
計量器（特定計量器）が、検定等によりその精度が担保されたものを使用することが求められている。
（１）規制対象とすべき計量器
昭和４１ ２７品目
平成４ １８品目
規制対象から除外する方向で検討すべき計量器
・質量計（手動天秤・ 等比皿手動はかり・分銅）
・家庭用計量器
（２）規制方法
①現行の問題点
規制改革・民間解放の推進 「規制改革・民間開放推進３か年計画」平成１６年３月１９日 閣議決定
・行政改革
・合理的な」規制の必要性
・国際整合性
②新たな方向性
民間能力を活用した技術基準への適合性評価に基づく規制や地方公共団体等の執行
・計量器の検査・検定に係わる規制
指定修理事業者等における自主検査の修理品への拡大
指定定期検査・指定検定機関制度の更なる活用
指定製造事業者制度の充実
事業者の自己確認
・計量器の使用に係わる規制
事後規制の充実
サーベイランスの充実（立ち入り・不正事業者の公表）
その他
基準器制度の存続
検査・検定手数料の改定
必要最小限の計量行政
（３）商品量目制度の確実な運用及び自主的な計量管理の推進
問題点
・不正が有ったときの手続きの明確化
・消費者が適正計量に関して積極的参画の必要性（条例を作る）
・計量行政にばらつきが有る。
・特殊容器の役割低下
（４）適正計量管理事業者制度
問題点 魅力の低減
方向性 新たなマーク制定・手続きの簡素化
（５）計量士の活用
・計量士登録更新制度
・計量士の能力を活用した計量法の執行推進
国際奈良学セミナーハウス
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コーヒー￥３５０ （場所が良いのに、皆さん知らない）
・吉城園見学
研修会の後、横にある吉城園を見学した。
入場料￥２５０は、安い
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我妹子に衣春日の吉城川 縁もあらぬか妹が目を見む
・おまけ
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写真を撮ってるF氏 塔の左に月が見える