大阪計量士会の6月度例会

 日時  平成19年6月4日  PM1時30〜4時30分
 場所   薬業年金会館 4F

1.会務報告
2.包装商品に関する北米実態調査について
   検査課長 高橋夏樹
  日本の量目制度を国際整合性の観点から見直すため、北米における国際勧告R87の導入状況および
  立入検査、罰則の適用状況の調査の実施。
   @商品量目制度に関する法律の執行体制
   A商品量目制度の概要
   B商品量目制度に関する教育訓練・普及啓発
   C商品量目制度<立入検査>
   D商品量目制度<消費者の意識>
   E商品量目制度<課題・問題点>
   FOIML、TC6において検討されているIQマーク
   G包装業者で使用している質量計
   HOIMLとの整合性
   I輸入商品の取り扱い
  アメリカ(今回の調査:カルフォニア、オハイオ)の中で、州単位で、異なる。
  カナダとは、また異なるが、アメリカより、進んでいる。

3.大阪府計量検定所からの連絡事項


別に、大阪府立弥生文化会館(和泉市)において、大阪府計量検定所の全面的な支援で開催される
「計る・量る・測る−度量衡の歴史展(7/21〜9/9)」の行事が、行われます。
 <ダイジェスト>
 長さや質量、面積や体積で「ものをはかる」という行為は、現在に生きる我々にとって、日常生活と、「切っても
  切り離せないもの」と、なっています。
 長崎県壱岐市の「原の辻遺跡」から、青銅製の錘(おもり)「権(けん)」が出土しています。
 この権は、棹はかりに用いられたとも考えられ、計量技術も弥生時代に伝わったかもしれません。
 古代以降では、平城京跡などから、物差しや錘、枡などが、出土して、計量の歴史を考える上で、
 考古学の成果は、重要な位置を、占めています。
 今回の展示では、大阪を中心とした、計量に関する出土品を展示するほか、三重県四日市にある「秤乃館」所蔵の
 計量器も多数出展されます。