流通・パソコンサークル(大阪計量士会)  

日時 平成22年7月21日(木)
場所 大阪府計量検定所 会議室

T。前回流通サークルの議事録
  1.計量に関する問い合わせと苦情について
   ・神戸市の苦情:
    ベニズイキの内容量が約500gの表記
    約は、×
   ・神戸センターの苦情
    ハチミツの試買検査を実施したが量目不足が多かった
   ・吹田市:
    生マロニーの量目不足について
   ・貴金属商で証印なしのはかりが使われていた
   ・その他

  2.量目制度(IQマーク)
    今年3月OIML TC6包装部分で、ミニマムシステムをR87で適応
    アメリカ・カナダは、この制度に参加しない。
    
 U。量目検査観測紙の説明
   平成21年11月26日(木)の講習会で、使用した量目の実際

 V。包装商品における国際情報

  1.包装商品に関する国際勧告(OIML)の概要
     OIML79(包装商品のラベルの要件)
      勧告
     OIML R87(包装商品の内容量)

     日本は、加盟しているので、導入?

  2.計量法の規制
   @量目交差(法第12条)
    日本の計量法と比べると、緩い交差になっている。
    日本の特定商品のように、区別してなく、すべてひっくるめている。
    日本が条件を合わせるのは、難しい?
   A検査方法
    商品の検査は、日本ではすべての商品で、抜き取り検査ではないが、
    OIMLは、抜き取り検査方法である。

    R87の手法を検討
    R79 液体の標準温度 20℃が決まりそうなので、日本は、推奨を提案している。
   
  3.国際包装商品認証(ISCPスキーム:旧IQマーク)の検討 
   87と79が完全に履行されたあと、次に進める。
   ただ、ヨーロッパからマーク付きの商品が入ってくる可能性は有る。
   南アフリカとオーストラリアが熱心。(ワインを輸出している)
   アメリカ・カナダは、不参加
   最終2011年には、動き始める。

  OIML レベル        適合性能力を審査
                      ↓                   (ISOIEC17065に基づく)
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                      ↓          ↓      認証・登録
      ↓                          
 包装事業者(A国)    包装事業者(B国)  包装事業者(B国)

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 事業者保護が目的