君子ランの植え替え

作成日  平成19年4月18日

君子ランの株分けの開始です。
まず、なぜ「株分け」をする必要があるか?
 @鉢にランがいっぱいになってきた。
 A根が盛り上がる
 B肥料の置く場所がなくなる
 C元気がなくなる
上から見たところです。
株が端にあり、葉も弱っています。
株分けする前は、
水を控え乾燥させると、鉢から取り出し易い
木槌または、ゴム槌(金槌では、鉢が壊れます)を用意する
手で、ランを持ち、端を少しずつ、叩きながら、一周する。
最後に、少し強くたたく(鉢が壊れない程度)と
簡単に、ランを鉢から、取り出す事が出来ます。
取り出したところです。
土をふるい落とします。
鉢底の部分は比較的バラけていますので、先に落ちます。
落ちない場合、
細い棒などで突っつきながら根をほぐし落とします。
根っこを、切らないように注意しながら作業します。
あまり長い間植え替えをしてないと、
土が見えない程、根がギッシリ張っています。
その場合、分けにくいですが、少しずつ根を痛めないように
ほぐしながら、作業します。
3株のランを1株ずつに分けます。
分かれない時は、株の根元をつかんで、揺すりながら引き離す。
少しずつ、ぐらついてきて分かれます。
茶色く萎びて変色している根や、古い根、死んだ、ぼろぼろの根は、取り除きます。
白っぽい生きている根だけを残し、正整整頓します。
赤玉土     大玉
         小玉
君子蘭の根は太くて空気を好むので、土には、隙間があるのが良いです。
鉢底に大玉を置きます。
鉢との大きさのバランスを考えて、鉢の大きさを決めます。
水はけが良ければ、土はこだわらない。
ただ、土が細かすぎると、
根の生育が阻害され、土の表面に根が飛び出してくる。
赤玉土:腐葉土=7:3
または、赤玉土だけでもOKです。
完成