チネリスペシャル チネリは、輸入品の中でも特別の意味合いがあり、どうしても欲しい自転車であった。 当時、よく図面を引いていたので、トレーシングペーパーに書いた図面をチネリに持って行き、作ってもらった。 このフレームで最初のレースは、鈴鹿サーキットで開催された西日本実業団レース。 周回賞と当時最強のシマノレーシング国末選手と二人で、周回の半分以上逃げきった。 逃げるには、すごいパワーが要るものだと、そして、このフレームが、お気に入りで、 長期に渡ってレースで使用したため、トップチューブは、汗で、ぼろぼろであった。 そのため、2回塗装し直したが、今回、再メッキをしてもらって、 更に、当時の色合いを出してもらった。 フレームを再塗装している間に、部品もリニューアル ペタル 錆をとるため、錆取り剤をたっぷり付けて、ごしごしと擦ったが、駄目綺麗にならない。 そこで、知り合いの車やさんに行って、車の部品を磨くサンドブラストを掛けてみた。 カンパのロード用ペタルを先に磨き、一見綺麗になった。併せて、ピスト用ペダルも掛けた。 一見、錆はとれたが、こまかい所まで綺麗にならない。それより、メッキが剥がれてしまった。 どうしょうも無くなったので、また、懇意にさせてもらっている加藤製作所に磨きを頼んだ。 さすがプロ。隅々まで綺麗になったがここからが問題である。 カンパのペタルは、アルミの部分と鉄の部分があり、そのままでは、メッキが出来ない。 ワクとプレートのカシメを外して、バラバラにして依頼するか悩んだが、外れない。 そこで、メッキ塗装のプロT氏に頼んでいた所、やっとメッキがあがってきた。 変速機 当時、日本には、まだスーパーレコードのパーツがほとんど輸入されてなかったが、 ミラノでは、手に入った。 そこで、最高のスーパーレコードを付けて鼻高々!! また、当時変速レバーもバンド式だったが、これも直づけにしてもらった。 フリー 以前は、ウイナー13ー21を付けていたが、今は坂を上る足力がない。 チネリは、レジナらしい。 初めに、14−26のフリーを装着したが、 外のギアがチェーンステイにあたりそうだ。 いろいろ考えると、当時のレジナのフリーは、サンツアーの様なボス。 今回ebayで購入したボスの溝は、円形ギザギザで、ボスが違う。 そのためハブとの相性が悪く、センターも合わないし、フリー抜きが使えない。 14−26のウイナープロは、少しボスが違い、食い込みが4カ所あるため、 チェンステーに当たる。 そこで、2日前にyahooで落札したレジナORO BX もやはり同じ。 レジナでもExtra BXは、何とか付けられそうなので、Extra BXのボスにOROの歯を 入れ替えた。 まだ、少しチェンステーに当たりそうなので、フリー側にワッシャを入れ 何とか凌いだ。センターがずれるので、再度センター調整 チェーン フリーがレジナで、レジナの普通チェーンを引き当てていたが、 T氏は、reginaのオロ(穴あき)がベストと!! 当時、確かに穴あきが流行って、面白かったが? それで、一昨日、カトーサイクルの親父さんに電話して、在庫が有ることを確認して、早速買いに走った。 おじさん曰く「このチェーンは、面取りして、オロ(穴あき)でも古いものや」とのこと。 ところが、ごそごそを捜し物をしていると、<決戦用>と別にしていたところから レジナ・オロ(穴あき)が出てきた。<昔使っていたのや?> 確かに、ウイナーとの組み合わせが何とも軽かった。 それより、完全にどんなチェーンを付けていたか忘れてしまっているのが、何とも情けない。 チェーンホイール 以前クランク長168mmの杉野マイティが好きで使用していた。 今回カンパを使うに167.5mmのクランクがなかなか見つからず、 ebayで右クランクだけ購入したが、ネジがイタリアンでペタルと合わず。 とりあえずT氏のクランクを借りる事に・・・ また、ギアは、体力の衰えを考慮して大きめのギアをいくらにするか? 後のフリーがらみで、51or50 とりあえず、51×42とした ステム チネリのバッチ付きをと思ったが、ゴテゴテ? イリベさんからステムを作ってもらっていたので、付けて見ると綺麗!! ハンドル 今までCINELLI CRITERIUM を使っていたが,疲れるのでCINELLI CHANPION DeMondeに変更
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