秋季研修会

主催     奈良県計量連合会
日時     平成22年10月26日(火)
研修場所  平城宮跡(平城遷都1300年祭)

710年は、藤原京から奈良に遷都された年で今年でちょうど1300年になる。
平城宮跡地は、当時の天皇住居や政治・国家的儀式を行う場として、国の特別史跡に指定され、
ユネスコの世界遺産に登録された。
奈良時代は、日本で初めての律令国家として国の礎を築き、シルクロードを介してて、
西洋やアジアの文化を取り入れ、天平文化が開花した時代であり、
また、光明皇后により、貧しい人たちのための施薬院、悲田院が建立され、日本の福祉発祥の場となるなど、
大きな人類愛にあふれた時代である。
ほん最近、光明皇后によって正倉院宝物から取り出され、1251年間行方が分からなくなっていた
「陽寶劔(ようほうけん)」「陰寶劔(いんほうけん)」の刀が大仏の台座に、近くに長く納められた事が
報じられていた。
そういうタイミングで、連合会の研修会が行われた。

          
           朱雀門 (南門)
      綺麗に写っているがこの日は風が強く寒かった。
      そして大極殿へ
      
  
  大極殿から朱雀門を望む。 
  奈良時代の天子は、この広場に官僚を集め訓辞したのだろうか。
       (天子になった気分
だ!!)
  古代の人になる天平衣装体験サービスも行われていた。
  また、大極殿の内部は、、「四神」のまわりに「十二支」の絵が描かれていた。
  これはキトラ古墳も同じである。
  ただ、少し優しい図柄の様だが???


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                                    ↑玄武



         
        


     





←白虎

      青龍→



                                                  ↓朱雀

                

また、大極殿の中央には、天皇が執事の際、座られた「高御座(たかみくら)」が正座している。
当時を再現すると
                       せんとくん↓

この平城宮跡には、歩きづらい人(障害者・高齢の人)の交通機関ハートフルトラムがある。
乗車制限をしらなくて飛び乗ろうとするとM氏はOKだったが、私はチェックマンから乗車を許されなかった。
併せて、この会場から近鉄・奈良駅のバス中でも同様の事があり、若く見られたのだろうか?

      
      おまけ(大極殿を望む)