1.「質量標準分銅と、はかり検査」 0.1mg分銅からKg の新定義まで 村上衡器製作所 村上 昇氏

・各国で、プランク定数に基づくキログラムを実現(今の所、4カ国)
日本・ドイツ X線結晶密度法
アメリカ・カナダ キッブルバランス法
・日本国キログラム原器は、原器としては無く、非常に優秀な{分銅}として、
国内の質量標準の維持・管理に大きな役割を果たす

2.「自動補足式はかりの検定」 寺岡精工 和田俊之氏
自動はかりの規制
2017年に計量法改正により、「自動はかり」は、質量計の一部となる「特定計量器」として、追加された。
規制対象となるのは、「自動補足式はかり」「充填用自動はかり」「ホッパースケール」
「コンベアスケール」の4機種。これにより、形式承認及び検定が必要
<既に使用されている自動補足式はかり:「既使用」>
2024年3月31日以前から取引・証明に使用されている製品は、2027年3月31日までに検定に合格しておく
<新たに使用されている自動補足式はかり:「新規」>
形式承認番号があり、2024年4月1日以降、納品される製品は、2024年3月31日までに検定合格が必要

検定概要
検定対象 検査目量10mg以上、目量数100以上、ひょう量5kgの自動補足式はかり
検定の申請 製品の使用者
実施主体 行政から指定された指定検定機関(又は産業技術総合研究所)
検定の必要なもの ・検定申請書
・検定手数料
・検定に使用する荷重物(現物商品や疑材料)
検定実施時間 1~2時間(1機種当たり)
有効期限 通常2年。ただし適正計量管理事業者は、6年 検定項目は、以下の状況によって異なります
・自動重量選別機(カテゴリーはX)
・質量ラベル貼付器・「計量値付け機(カテゴリーはY)
・新規(形式承認表示があるもの)
・既使用(2024年3月31日以前から取引・証明に使用されているもの)
・計量方法(動的計量もしくは静的計量)

詳細は、ここ
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